チャンネル: Transition Protocol / Sabby Sabs
公開日: 2026年7月27日(月)
出演者: サブリナ・サルバティ(Sabby Sabs ホスト)、ズルフィカール・アリ(Transition Protocol ホスト)
本エピソードでは、ウクライナによるカスピ海でのイラン船舶攻撃、ホルムズ海峡と紅海での封鎖、米イラン戦争の隠れた代償、そしてイランの新最高指導者が父の核ファトワに拘束されるか否かという最大の疑問まで、地政学的緊張が一気に高まった週の出来事を徹底分析。サブリナは毎週月曜日(東部時間)にTransition Protocolに出演する。
サブリナは冒頭、「二つの戦争が今まさに融合した」と指摘。ウクライナがカスピ海でイランの船舶を攻撃し、イラン人の水夫1名が死亡。テヘランは「この攻撃は無回答では済まされない」と声明を発表した。
ゼレンスキーは複数のインタビューで「イランがウクライナを攻撃する」と述べているが、イランは実際にはウクライナを攻撃しておらず、サブリナはこれを「イランを報復に誘導しようとする工作」と分析。もしイランが応酬すれば、NATO諸国がウクライナ防衛に参戦する口実になると警告した。
アメリカの世論調査では、過半数のアメリカ人がイラン戦争に反対(党派を問わず)。しかし、ウクライナ支援は依然として支持されている。ゼレンスキーがイラン船舶を再攻撃しイランが応答すれば、トランプ政権は「ウクライナ支援」の名の下に国民を戦争に引きずり込む可能性がある、とサブリナは懸念を示した。
攻撃から24時間後、ゼレンスキーとネタニヤフの両者がトランプ大統領のホワイトハウスに到着。サブリナは「これは偶然ではない」とし、両者がイランに対する共同戦線を形成しようとしている可能性を指摘。
ズルフィカールは、イランの現最高指導者ムシュタバ・ハメネイーが、父アリ・ハメネイーの核ファトワ(核兵器開発禁止)に拘束されないという勧告を、シーア派の高位聖職者から得たと述べた。同勧告は「国民と命を守るためには核開発も使用も許容される」という内容。
しかし現指導者は意図的な曖昧戦略を維持しており、「存続が脅かされた場合には何でもする」との姿勢を示している。
サブリナは、ウクライナがイランを挑発すれば世界大戦に発展すると警告。イランが報復すれば、ドイツや英国などのNATO同盟国が参戦し、最終的にはロシアや中国がイランを支援する可能性もある。
ズルフィカールは、米国が精密誘導爆弾(スマート爆弾)を使い果たしたと指摘。誘導に必要なレアアースは中国からの供給に依存しており、中国は現在供給を停止している。
アンサール・アッラー(フーシ派)はサウジアラビアの船舶2隻を攻撃し、RMCO製油所(中国・日本・米国向け石油輸送施設)に大規模攻撃を実施。紅海とホルムズ海峡の両方が実質的に封鎖され、石油・肥料・ヘリウム(半導体製造に必須)の流れが完全に停止した。
ズルフィカールは「トランプ大統領が成し遂げたのは、数千億ドルを費やし、数千人を殺し、全ての基地を破壊し、石油ルートを遮断したことだけ」と酷評。
ズルフィカールは、イランが正規軍・革命防衛隊・予備役を合わせて100万人の兵力を動員可能と述べ、さらに15,000発以上の極超音速ミサイルを保有。これらのミサイルは飛行中に方向を変え、一部はクラスター弾頭を搭載している。
イランは石油をドルで売ることを拒否。湾岸諸国も追随する可能性が高い。米国の債務は40兆ドルに達し、2026年のドルの購買力はわずか30%に低下している。
サブリナは「米国は衰退する帝国であり、全ての帝国はいつか滅びる」と述べ、戦争よりも国民への投資を選ばなかった結果だと結論づけた。
🔍 核となる核心メッセージ