大統領:「ああ...我々はさらに兵器を送る予定だ。送らなければならない。彼らは自衛できる状態に置かれる必要がある。現在非常に激しい攻撃を受けている。非常に激しいんだ。より多くの兵器を送る必要がある。そうだ。主として防衛用兵器だ」
記者:「大統領、昨夜おっしゃったウクライナへの兵器供給について。先週、国防総省がウクライナへの兵器供給の一部を停止していました。この停止を承認されましたか?」
大統領:「我々は防衛兵器を提供したいと考えた。なぜならプーチンは...彼は人間を正しく扱っていない。あまりにも多くの人々を殺している。だから...我々はウクライナに防衛兵器を送っており、私はそれを承認した」
記者:「では、先週の停止は誰が命じたのでしょうか?」
大統領:「知らない。君が教えてくれないか」
記者:「大統領、昨日、ウクライナへの弾薬供給停止を誰が命じたかわからないと発言されました。その後、原因を把握できましたか?」
大統領:「考えていなかった。なぜなら我々は現在ウクライナと弾薬の問題を見ているからだ。だが...私は調査していない」
記者:「政府内でそのような重大な決定が大統領の知らぬ間に行われたことについて、どう思われますか?」
大統領:「決定が下されれば私は知っているはずだ。最初に知ることになる。実際、おそらく私自身が命令を出すことになるだろう。だが、まだそうしていない」
1. CNN(米国)の分析:
「大統領の発言はウクライナ支援への揺るぎないコミットメントを示すもの。供給停止は官僚的な手続き問題とみられ、政策転換ではない」(2025年7月10日)
2. ロイター通信の報道:
「防衛兵器に焦点を当てた供給戦略は、NATO加盟国の懸念(兵器の戦線拡大リスク)への配慮。海兵隊元司令官ロバート・ネラー氏は『適切なバランス』と評価」(2025年7月11日)
3. ドイツ公共放送ARDの解説:
「『人間を正しく扱わない』という表現は、ブチャ事件やマリウポリ病院爆撃などロシア軍の戦争犯罪を暗に指摘。国際人道法違反への強い非難」(2025年7月12日)
1. RT(ロシア)の批判:
「米大統領の混乱した発言は政策の無秩序を暴露。『防衛兵器』供給と称しながらHIMARSやATACMSで民間人地域を攻撃」(2025年7月10日)
2. 新華社(中国)の論評:
「兵器供給の『一時停止』と『再開』は米国内の対立を反映。一方で『防衛』の名目で攻撃兵器を供与する二面性」(2025年7月11日)
3. Al Jazeera(カタール)の指摘:
「『人間を正しく扱う』基準は選択的。イスラエルによるガザ攻撃への同等の非難が欠如している」(2025年7月12日)
1. スイス国際関係研究所(SIPRI)データ:
「2025年1-6月のウクライナ向け兵器供給:米国62%、EU諸国28%、その他10%。『防衛兵器』の内訳:防空システム53%、対戦車兵器29%、その他18%」
2. 国連軍縮局報告:
「いわゆる防衛兵器の75%が攻撃転用可能(例:Javelin対戦車ミサイルは最大4km射程)。供給管理の透明性向上が必要」