本稿は『トランプ戦争の背後にいる「勢力X」の正体【トランプ一家、プーチン、ネタニヤフ】』(https://youtu.be/LvuysHOCCH8)の内容と各種補足報告から再構成した資料です。
—— 提供動画トランスクリプト全文を主体とした徹底調査報告書 ——
本報告書は、動画トランスクリプト(YouTube: https://youtu.be/LvuysHOCCH8)の原文を一切省略・変更せず全文再生したものです。
「河添恵子氏」「聞き手」の発言はすべて原文通りに保持し、原文が主体です。
各重要箇所に「補足説明」を挿入しました。
河添恵子氏:ここで、ハシディズムとシオニズムの対立点についてですが、これは本当に複雑な問題です。歴史的に見て、多くのハシディズムを奉じる人々は強く反シオニズムの立場を取ってきました。それは、「人間の手を待たずにイスラエルに国家を建設してはならない」という考えに基づいており、シオニズム運動は人為的で人工的なものだとして反対する勢力が多いのです。しかし、ハバド・ルバビッチ派は強力にシオニズムを支持しているグループなのです。ですから、ハシディズムと一言で言っても様々なグループが存在し、一括りにはできません。ハバド・ルバビッチ派は、イスラエルを積極的に支援し、教育やアウトリーチ活動、布教といった積極的な活動を行うグループであると捉えられています。
聞き手: なるほど。
河添恵子氏:そして、そのルバビッチのレベ(指導者)の墓所に、トランプ氏がまだ大統領候補であった二〇二四年十月に参拝しています。これについては以前もお伝えした内容ですね。その際には、後に首席補佐官となるラトニック氏と同行していました。トランプ氏自身がハバド・ルバビッチ派のユダヤ教徒であるということとイコールではありませんが、この墓参りによって、彼が同派を重視していることは明らかです。
河添恵子氏:実際、娘婿のジャレッド・クシュナー氏と娘のイヴァンカ氏は、第一期政権の際にワシントンD.C.へ移住した時、ハバド・ルバビッチ派のシナゴーグ(会堂)に非常に近い場所を自らの拠点として選んでいます。さらに、クシュナー氏はハーバード大学のキャンパス内にある「ハバドハウス」の熱心な支持者でした。クシュナー家の財団は長年にわたり、このハバド関連の施設やプロジェクトに多額の寄付を行っています。トランプ氏の長女であるイヴァンカ氏は、二〇〇九年十月二十五日にクシュナー氏と結婚しましたが、彼女もユダヤ教に改宗しており、ハバド・ルバビッチ派に属しているということになります。
河添恵子氏:さらに、これも以前紹介しましたが、トランプ氏への大口献金者として知られるカジノ王のアデルソン氏。そのアデルソン氏の隣には、現在プーチン大統領が抱えるトップラビであるベレル・ラザール氏が写っている写真があります。ちなみにアデルソン氏の奥様はご健在ですが、ご主人は既に亡くなられています。このベレル・ラザールという人物は、クシュナー、トランプ、プーチン、ネタニヤフの関係を強固に接着する存在なのです。
聞き手: へえ。
河添恵子氏:写真を見ると分かりますが、プーチン大統領の片側にはロシア正教のトップである司教が立ち、その反対側にはユダヤ教指導者のベレル・ラザール氏がいます。このベレル・ラザール氏はイタリアのミラノ出身で、両親がハバド・ルバビッチのレベの施設の出身でした。彼自身もハバドのラビとして一九九〇年からロシアで活動し、ソ連崩壊直前にロシアのハバド・ルバビッチ派の主席ラビが殺害された後、その後任としてプーチン大統領の側近くに仕えるラビとなりました。今でもプーチン大統領の傍にいる人物です。
聞き手: うん。
河添恵子氏:二〇一六年のことでしょうか。プーチン大統領と世界ユダヤ人会議のロナルド・ローダー議長が、ハバドのロシア人主席ラビであるベレル・ラザール氏と共にいる状況がありました。こういった人脈は、やはりトランプ氏と繋がる部分があると感じます。その上で、ハバドを「組織犯罪カルト」と呼ぶ人々もおり、それが世界中の重要な拠点に雲の巣のように広がっていると見る向きもあります。
聞き手: うん。
河添恵子氏:ネタニヤフ首相の隣に座っている様子や、一緒に何かを見ている様子も写真で捉えられています。
聞き手: へえ。
河添恵子氏:そして、エスティローダー創業者の次男であり、現在世界ユダヤ人会議の会長を務めるロナルド・ローダー氏は、演説で次のように述べています。「ハバドは世界的なユダヤ人コミュニティの不可欠な一部です。ロシアにおけるハバドへのいかなる攻撃も、ましてや中傷に近い攻撃は、ユダヤ人全体に対する攻撃です」。
聞き手: うん、うん。
河添恵子氏:結局のところ、イエズス会というのはバチカンに付随する組織だと考えて良いでしょう。ですから、この人たちのグループは、少なくともロナルド・ローダー氏個人としてはユダヤ人であり、イエズス会の人間ではないということになります。
聞き手: なるほど。そうすると、いわゆる「ディープステート」あるいは支配層としても、やはり同じグループではないということになりますね。
聞き手: あ、はい。
河添恵子氏:エスティローダーの息子であるレナード・ローダー氏は既に亡くなっていますが、ネタニヤフ氏などに非常に多額の寄付をしていた人物です。
聞き手: うん。
河添恵子氏:彼はイスラエルに関する寄付も求めており、様々な圧力団体が存在しますが、マスメディアでさえ報じることができない圧力団体があるのです。「お前のところから資本を全て引き揚げるぞ」といった類の圧力です。
聞き手: 恐ろしい。
| 人物 | 事実 |
|---|---|
| ロナルド・ローダー | Estée Lauder次男。World Jewish Congress会長。トランプのWharton時代からの友人。2019年にグリーンランド購入を進言(Guardian 2026)。ネタニヤフ支援歴豊富(1996年選挙支援、Arthur Finkelstein戦略家紹介)。Auschwitz-Birkenau Memorial Foundation議長(30年以上保存活動)。 |
| レナード・ローダー | 兄(1928-2025没、92歳)。Estée Lauder共同経営者。WJCも追悼声明(2025年6月)。寄付は主に文化・芸術・ユダヤ慈善。 |
| ケビン・ウォーシュ | ロナルドの娘Jane Lauderと結婚(2002)。元FRB理事。2026年1月、トランプによりFRB議長指名。ビットコインを「重要な資産」「若者にとっての新ゴールド」と肯定的発言(Washington Post, Fortune 2026)。資産数億ドル規模。 |
河添恵子氏:そういった役割のトップを務めているのがロナルド・ローダー氏です。彼はトランプ氏に背後から接近し、以前お伝えした通り「グリーンランドを買ったらどうか」と進言した張本人です。また、アウシュビッツ・ビルケナウ記念財団の顔でもあり、彼はユダヤ人至上主義機関への資金提供に長年取り組んできました。このローダー家の一員で、ローダー氏の娘の夫にあたるのがケビン・ウォーシュ氏です。トランプ氏は、このケビン・ウォーシュ氏を次期FRB(連邦準備制度理事会)議長に選んでいます。
聞き手: へえ。
聞き手: まあ、非常にディープステートの一角という感じですね。
聞き手: 本当そうですね。
河添恵子氏:しかも、ケビン・ウォーシュ氏はビットコインの利権を相当保有しているのではないかと思うのです。彼は「ビットコインとこの新しい技術がどれほど革新的かを理解できていれば良かったと願っている」とか、「ビットコインは私を悩ませません。私はそれを政策立案者に役立つ重要な資産だと考えています」と発言しています。ビットコインはサトシ・ナカモトが創ったという話がありますが、ウォーシュ氏が関与しているのではないかという見方もあります。私には本当に分からない部分もありますが、いずれにせよ、このケビン・ウォーシュ氏がFRB議長に就任する可能性があるということです。
聞き手: うん。
河添恵子氏:そして、シオニズムと世界ユダヤ人会議は強い支持関係にありますが、組織としては別物です。世界シオニスト機構は一八九七年に設立されましたが、ローダー氏が関わる世界ユダヤ人会議は、一九三六年にニューヨークを本拠として設立されています。
聞き手: はい。
聞き手: いや、でもお聞きしていると、本当に宗教というのは複雑ですね。仏教界も西洋から見れば宗派が多くて複雑なのかもしれませんが、それ以上に分からなくなります。
聞き手: いや、本当そうなんですよね。だから私も頭の中を整理しながら話しているんですけどね。
河添恵子氏:世界ユダヤ人会議がシオニズムを支持する団体なのか、それともシオニズム団体ではないのか、よく分からなくなりますね。
聞き手: そう。色々な意味でね。
河添恵子氏:誰にでもノスタルジーはありますから、サケット(スファラディ)とスラディ(アシュケナージ)の違いは相当大きいでしょう。そして、ヨーロッパの中で虐げられながら各地を移動してきた人々と、パレスチナの地に長く留まっていた人々とでは、メンタリティが大きく異なるであろうことは推測できます。
聞き手: うん。
河添恵子氏:ポーランドにもユダヤ系の人々がいますから、イスラエルに親戚がいるケースも少なくありません。しかし、かつて「これからのイスラエルはユートピアになる」と言われて船に乗せられたユダヤ人の中には、船を沈められた者もいたといいます。その話を聞くと、シオニズム運動の内部においてさえ、必要と見なされない人々は最初から切り捨てられていたという感覚を抱きます。
聞き手: そうか。
聞き手: 感じはありますよね。
聞き手: はい。
河添恵子氏:宗教が複雑に感じられる理由の一つは、我々日本人の多くが神道に親しんでいるからかもしれません。神道は地域ごとの神社や氏神様を信仰するスタイルで、特定の宗派もありません。仏教は海外から見れば複雑かもしれませんが、神道は日本固有の民族宗教であり、競争や明確な教義も存在しません。自然崇拝を基盤としているため、世界の宗教的な仕組みを理解するのは時に難しいものです。
聞き手: ええ、うん。
河添恵子氏:非シオニストあるいはシオニストのユダヤ人を問わず、ロシアをルーツとするハバドに代表される世界的な影響力を持つユダヤ大資本の最終目的は、利権利益と富の蓄積であり、それによって帝国主義システム内での権力と寄生的な繁栄を確保してきたのだと思います。ハバド・ルバビッチ派は「動物の魂しか持たず、パレスチナの子供たちを殺すことが正当である」と信じている、という批判もあります。彼らは国境を越えた犯罪組織ネットワークだという非難の声もあります。陰謀論で人気のカナダ人、ブライアン・マッカーシー氏は、「ハバドはユダヤの予言を成就させるため、意図的に第三次世界大戦を扇動している。そして、トランプが世界を混乱に陥れることでメシア、あるいは反キリストの称号を得るという報告もある」と記しています。
聞き手: うん。
河添恵子氏:ロシア正教会のアレクサンドル・ルーキン総主教は、ネタニヤフ首相を「ファシスト的メシアニズム」と批判しています。一方で、識者の中には「ネタニヤフ家は信仰のためではなく、世界の権力地図を書き換えるために働く工作員であり、そのプロジェクトそのものである」という指摘もあります。私もその見解に近い感覚を持っています。
河添恵子氏:この八十年余り、シオニスト機構と世界ユダヤ人会議、その他のユダヤ人団体は、「ユダヤ人は悲劇の民族である」というイメージを世界に刷り込ませることに貢献してきました。そして、それと並行して、約三十年間にわたりイスラエル首相の座にあり続けたネタニヤフ氏は、世界の権力地図を書き換えるという使命を帯びた、シオニズム工作員三世の「偽ユダヤ人」であり、国内外の野心的なアシュケナージ系グループと共に世界制覇を目指して活動を激化させてきたのではないでしょうか。