今日はナイジェリアと木更津市という問題なんですが、先日ですね、虎ノ門ニュースでこの話題が出てきまして、私が解説をいたしましたらものすごいバッシングが来ました。私が言えばですよ。なんで虎ノ門ニュースを見るか、なんでNHKを見るのかって言ったら自分が知ってることを確認するために見るんじゃないですよね。普通は見るとか講演会聞きに行くとかそういう時は今までの自分の考えとか認識に間違いがあったり違ったり別の意見があったりするのが面白いから聞きに行くわけですよね。ところが最近の日本人は、自信が強くなったのか何か分かりませんけども、私の講演会でもそうなんですけど、講演会の後非常に喜んでいただいて、今日の講演会すごく良かったっていうからありがとうございますって言うとですね、いつも私が考えてることと同じだったっていう人がいるんですよね。で、講演会って結構平日の昼間なんかで多くてですね。それで多分休んでこられたと思うんですね。で、地方ですと結構遠くから来られることあるんですよ。遠くから来られて、いつも自分が考えてることを聞いたってどうなるんですかね。
私は特に日本人ですので、それ今、外国にあんまり行ってないんでね。主にも外国のものばっか聞いてるんですよ。だけど外国のものばっか知ってても、やっぱりどうしてもアメリカ、ヨーロッパあたりを中心にしちゃうんですね。それからもう非常に意識したとして中東なんですよ。中国は今度は情報を閉鎖してますからね。あんまり来ないんですよね。ですから常に自分としては情報不足で何か偏った考えじゃないかっていうことを心配してるわけですね。だからそういうことで見れますと、私は虎ノ門ニュースの皆さんの私の言い方も悪かったっていうか、ちょっと解説が長くなると、長い長いって言われる方ですからっていうのでちょっと難しかったんですが、実はこの問題は非常に重要な問題でですね、木更津の方にナイジェリアの人を行かせようと思ってナイジェリアが、行為を持って帰ってくれたわけですよ。つまり木更津にナイジェリアの人が、移民っていうか滞在っていうか、オリンピックにちょっと関係がありましてね、その時お世話になったって言うんで良かったって言んで、そういうのが来てそれでナイジェリア政府がちょっとナイジェリア政府かどっかがちょっとフライイングしたんですかね。木更津市が非常に困ってると。で、木更津市にものすごい勢いで日本人が文句をつけてるわけですよ。それも分からないじゃないですよね。だって現在川口市みたいに知らない市民がよく知らないうちに外国の人がいっぱい来てトラブルになると。これは外国の人が悪いとか日本人が悪いんじゃなくて異なった文明が一緒に住むことができないっていうそういう大原則の元で起こってることなんですけどね。
ところがですね、私はこの前のアメリカとの戦争が起こった大きなことは、やはり日本人が国際関係をよく考えないで、知らないでじゃないんですよ。考えないで行動しちゃうんですよ。もう木更津市役所に電話をするとか、そういう風になっちゃうんですよ。日本人とはちょっと違うことがありましてね。で、私はそこで虎ノ門ニュースを聞いてる人に、この問題ってのは少なくとも4つのことは考慮してから行動しなきゃいけないと。人間はこの前言ったように行動するっていうことになるとそっちの方に気分もいきますしね。暗いこと言えば暗くなる、明るいこと言えば明るくなるっていう風になって行動とか発言っていうのが、人間の人生に大きく影響するんですよ。で、何が4つかと、まずアフリカの歴史ですね。まずアフリカ人のことを何か言うんだったらアフリカの歴史についてよく知らないと。まずこれが1つですね。それからアフリカの歴史についてアメリカとかイギリスがどういうことをやってきたかってこと知らなきゃいけない。それからアフリカ人っていうのは元々どういう心を持った人なのかということ知らなきゃない。それから有色人種というものの一員として日本は他の有色人種についてどういう態度を取るべきであるか。
私は、私ですよ。私の考えですよ。だから虎ノ門ニュースで私が解説するってのは私の考えを言うわけですよ。で、私はニュースの項目が前の日に来ましたから、それ見て、これは多分みんなが反対するだろうなと。だから評判が悪くなるなと。自分の評判悪くなるなと。だけど本当のことを言おうと、自分が本当だと思うことを言おうと。そん時に僕が思い出した言葉が、「義見てせざるは勇なきなり」、今のテレビの評論家とか学者の1番問題なのはこういうこと言ったらこういうこと言われるだろう。ああいうこと言ったら評判落ちるだろう。もうこんなこと言ったらテレビがもう呼ばなくなるだろうって適当にごまかすということが今の日本には大きな損害になってると僕は考えてるんですよ。ですから、それこそ義を見てせざるは勇なきなり。これがやっぱり日本人の心の1つの重要なことなんですね。日本人が世界に評価されてきた。日本人は1人1人が「義を見てせざるは勇なきなり」っていうのを知ってたってことですね。昔はおじいさんなんかがこれを息子に教えたんですよ。お前ね、義を見てせざるは勇なきなりって言うんだと。そんなとこで妥協しちゃダメだ。こういう風に言ったんですね。
具体的に話しますと、アフリカは非常にかわいそうな大陸になったんですよ。本当に1885年にベルリンでアフリカ分割会議のヨーロッパやって、アフリカ人1人も呼ばないで、そしてアフリカを勝手に分化しちゃったんですよ。これを日本として見れば、日本が非常に弱かったとしますね。日本強かったからそんなことやらないんですけど、日本の土地を、今から300年ぐらい前に中国とかそういうところが勝手に俺はもう九州取るよと、ロシアは北海道取ってくれとか、こんなこと言って線を引いてしまって本当にそこを占領してっていうことやったわけですよ。だからアフリカっていうのは本当に悲しい歴史を背負ってるわけですね。その厳しい歴史になっちゃったのはヨーロッパの責任ですけどね。その責任はともかくとしてとにかく普通に牧畜やったり農業やったりして住んでたわけですよ、平和に。それが突如ライフル持った軍隊が入ってきて、お前ここは俺のナイジェリアっていう国なんだ。俺たちのんだって言われて、それで発展がまた止まっちゃったと。そういうアフリカの方々の悲しい歴史を木更津市に電話した人は知ってるのかと。それから虎ノ門ニュースを見た方は知ってたのかと。それをまず僕は言いたかったんです。かわいそうなんですよ。本当にアフリカの歴史を勉強されたら分かりますけどね。こんなにひどい目にあったのかって思うわけですね。
もう1つは欧米のその後のサイクルって言いますかね。激しいのはアフリカの人の1番かわいそうなのは奴隷として連れてかれたんですよ。このアメリカとかイギリスとかいろんなところが奴隷としてもしくは下働きとして、アフリカ人を取ってたでしょ。その時の取っていき方ってどういうんだったかっていうと、ライフル持った奴隷商人がドドダって来るんですよ。それ何にも言わないんですよ。バーっと来て銃を持って家に飛び込んできて、それで主には男性ですね。若い男がその主人かなんかでいたら夫としていたらもう閉めたもん。それをダッとね、もう鎖つけて引っ張ったんです。そうするともうお母さんとかね、子供とか泣きさけぶわけですよ。金になる人だけを取るんです。それで船乗せるんです。船乗せたら大体20名足に鎖つけるんですね。それで船に乗せて先頭に乗せて船の底に乗せてね。そしてナイジェリアからアメリカとかヨーロッパに輸送するわけですよ。それ売るわけですよ。奴隷だからね。奴隷は品物ですから人間じゃなくて。ところが大体もういっぱいいっぱいに積んで運ぼうとするから途中で嵐なんか来ると運んでる人数減らさなきゃないんですよ。そうすると20人の鎖をついたまま大西洋に投げ込むんですよ。どうなると思います?20人が同時に死んじゃうんですよ。叫びながら太平洋の真ん中で。それで今度アメリカ行ったら売るわけですね。アメリカは民主主義の国だってけど、南北戦争やるまでは奴隷が普通の生活。その後も随分奴隷的な人いましたよ。なんでアメリカ人が立派なんですか?つい150年前まで奴隷がいたんですよね。そんな国がいっちゃいけませんね。それ僕はそう思います。僕は違います。どれくらいいいじゃないか。なんか黒いんだからいいんじゃないって言うかもしれないですよ。だけど僕は違います。まずそれがあると、そのアフリカの悲しい歴史と欧米の悪さっていうことを頭の片隅にあって発言してほしいっていうのが僕のこの前の発言だったんです。
僕は間違ってないと思ってます。今でも。だから一応この会の人には知ってもらいたいと。ただあん時はもう時間はなくて、もう早く終われ、早く終われっていうことでしたから。だって今のテレビっていうのはダメなんですよ。それで僕は、そういう気持ちになって言っちゃったのは、前の日にちょっと考えたわけですね。これは言わなきゃいけない。こういうこと言ってたらまた戦争になる。やっぱり日本人としては世界で誇れる有色人種でかつずっと独立して技術も高くて道徳心も高い犯罪も少ないっていう国なんだと。そういう国の国民として言うべきがあるだろうと。ただこの木更津市に人が来るか嫌だってのはそういうこととかいやアフリカはただお金を渡せばいいだろって中国人みたいな考え方そういう考え方をする日本人が嫌だったんです。それを言いたかったんですよ、僕が。だからちょっと焦っちゃって、言葉遣いも悪かったんですが、これは国際問題、これから日本は色々な面で世界的な面でやらなきゃいけないですよ。それを単にアフリカに経済援助するとかそういうんじゃなくて、それは中国と一緒になって、中国人と一緒になっちゃうんです。日本人はやっぱり今度のことはいいことなんですよ。ナイジェリア人がオリンピックで日本に来て日本を好きになったんですよ。それで日本に来たいと思ったわけです。それをちょっとナイジェリアの人がフライイングしたんだろうなと。だってナイジェリアはもう訂正してんですから。申し訳なかったって言ってるんですから。それをまだ溺れてる犬を叩くみたいなもんで中国人ですよ。本当に日本人はそういうことしないんです。全体がよく分かってる人が発言する。発言する時とか木更津市役所に文句言う時は、自分がどのくらい知ってるかただ自分の感情だけではない。それから世論に乗って言ってんじゃない。正しいと思うことを自分が損しても得しても言うと言うべきことは言うとそういうのがないとダメだと思います。僕はだから虎ノ門の時、最初にちょっとこれは話が難しいからって言ったんですよ。だけどこの話が難しい。4つのことを考えなきゃ難しいっていうのじゃ、僕は立派な日本にならないんじゃないかなと思いますね。大変に傲慢に聞こえるかもしれませんけど、私は正直そう思いました。「日本人は義を見てせざるは勇なきなり」。これが日本という国を立派にしたんだという風に考えております。