中国を知る 第3回


本稿は『なぜ日本人は幸福で中国は苦難だったのか?歴史で解き明かす』(https://youtu.be/dHynBNJhsU8の内容と各種補足報告から再構成した資料です。


日本の幸福な歴史と国民性

ヒバリクラブの皆さん、らくほう会の皆さん、こんにちは。今日は中国を知る第3回です。

日本のように幸福な国に生まれると、周りはみんな日本人で、国の外は海ですから、本当に突然異民族が襲ってきて一家皆殺しになるという悲しい歴史もありませんでした。ですから日本人は心が優しく、他人を世話したり、嘘をつかない、誠実である、恩を感じるといった、長期的に意味のあることを大切にします。その場限りの人間関係では誠意を尽くしても恩義を返すということは、国がしょっちゅう変わっていたら成り立ちません。

今は油断できません。本当に日本人で嘘をつく、恩を感じない、恩とは一体何なのかという若い日本人もいます。これは若いからではなく、国の文明の問題です。

だから日本には良い家族制度がありました。家族の継続という概念がこれから大切だと、アメリカやヨーロッパの優れた文明論者や将来を見通す人たちが、ほとんど口を揃えて言っています。ところが当の日本は夫婦別姓などむちゃくちゃなことを言っています。ですから長期的な観点で日本人は日本人の幸福を考えなければいけません。

中国の厳しい歴史と地理的条件

それ以前に中国は本当にかわいそうな国です。中国がどうこう、日本がどうこうではなく、今日は別の視点です。先か後かが随分大きいのです。

例えばヨーロッパは競争が激しかったので、戦いに戦いを続けました。これはヨーロッパ人の基本がアーリア人であることもあります。遠く紀元前500年頃のギリシャですら、非常に発展した国でしたが、発展したのは人が何回もアーリア人に襲われて全滅したからでもあります。そういう厳しい歴史をくぐってソクラテスやプラトン、アテネが生まれ、その後ギリシャの影響を受けてマケドニアが発展しました。

人間社会は苦労して良くなるものです。これが苦労しないで良くなったのは日本だけです。日本は1回も異民族から虐殺されたり国を失ったりしたことはありません。それを言うと、日本人は幸福すぎるので、第二次世界大戦後アメリカに占領されたじゃないですか、と言う人もいます。確かにたった5年間はそうです。しかし4万年の歴史で3万995年は独立し、5年がアメリカの統治でしたが、日本人を全部殺したりはしませんでした。天皇陛下の地位すらそのままという、世界にも稀な占領統治でした。

これは日本人の力がアメリカ人に伝わったのです。日本人の誠実さ、日本人の潔さ、そういうものが占領してきたアメリカ人に影響を及ぼし、最初は天皇陛下をすぐ処理するつもりだったのをやめました。これは日本の全体の力です。世界で稀なことです。普通は戦に負けた国は、ヨーロッパや10世紀頃のイスラム諸国、中国もそうでした。最近でも明や清の時の中国は世界に語るに足る国でした。だから時期が非常にあります。

後から来た国はどうしても不利です。しかし中国ぐらい大きな国になると、後から来てもある程度の強さはありました。後から来たものは全体として不利でした。

日本の近代化と大東亜戦争の必然性

日本が結局アメリカ、イギリス、オランダと戦争したのは、後から来たからです。日本がやっと欧米に同じような国になったのは明治の終わりから昭和の初めにかけてです。そうしたら1910年、第一次世界大戦に少し参加して日本が勝ち、パリの平和会議というほとんど白人ばかりの会議に出て、人種差別撤廃提案をしました。そういう時代になりました。日本もようやく頑張って追いつきました。

しかし追いついて何が起こったか。当時日本だけが世界で有色人種で独立していましたから、最後の日本を潰そうという力が当然起きてきます。それが大東亜戦争です。だから大東亜戦争を長い歴史で見れば必然的なものでした。

こんなことを言うと日本人は大きな歴史を見ません。中国も独立したじゃないか、と言う人もいます。中国が日本と戦争を始めた時の中国の領土を1回よく勉強されたらいいのです。北はロシア、三東省ぐらいが日本、中央部がイギリス、南部がフランスと、中国の領土はほとんどないぐらいでした。

日本と戦ったのは中華民国であって、現在の中国共産党の国とは違います。日本は中国共産党とはほとんど戦っていません。しかしそれを誤魔化すために抗日80周年などと言っています。これは中国流の嘘です。国際的な話は後から来るものは大体嘘をつきます。特に中国は嘘が多いです。国民性もありますが、全体の力で非常にねじ伏せられたからです。

中国はごく最近まで日本が援助していました。少なくとも2000年ぐらいまでは日本が中国を援助していました。今では日本の3倍の国と言われていますが、それまでは日本が中国を援助していました。例えば北京空港などは全部日本のお金で作ったものです。

歴史・地理・文明の視点から考える重要性

ですから歴史というのは、文明も考えなければいけません。民族性も、地理も、歴史的にどっちが先かみたいなことも考えなければいけません。先に行ったものは特権を持ちます。イギリスとインドが典型的です。小さなイギリスが大きなインドを支配して植民地にし、インド人に働かせて綿などをイギリスに輸入します。イギリスはその代金をポンドで払い、そのポンドはインドで使えないのでロンドン銀行に預けさせます。そして200年経ってポンドを切り下げました。インド人は200年働いて得られたお金が1/10ぐらいになりました。

国と国とは悲惨で冷酷なものです。中国が第二次世界大戦が終わるまで他の国と対等にできなかった。しかし第二次世界大戦後、アジアの諸国が1955年に、次に1965年にはアフリカ諸国が次々と独立したのは、日本が大東亜戦争を戦ったからです。日本は最後に白人と戦って非常に大きな犠牲を出しました。その犠牲の上にアジア・アフリカ諸国が次の世代を担うようになりました。その中の一国が中国でした。そういう時間的関係もあります。

最近は地政学と言います。地理やポジションが非常に重要だと言われています。もちろん地政学も重要ですが、国際政治を見る時には時系列も必要です。どこの国が最初に強くなったか。それによって違います。

現在でも中国共産党がチベット、ウィグル、内モンゴル、満州を支配しているのは、中国の中心部が先に力をつけたからです。中華民国の前は清という国でした。清は満州族ですから満州の国です。日本で言えばシベリアにあった国が日本全部を占領したのが中国の清です。清は満州ですから全然中国と関係ありません。中国人自身が言っていますが、万里の長城の向こうの国、北の国です。中国人から見れば異民族、一国の地です。

それも時間的なタイミングの差で、今満州を中国が占領しています。日本人でも満州は中国だと思っている人がいますが、あれは親族と思っていません。

朝鮮半島の歴史と苦難

朝鮮はまだかわいそうです。昔朝鮮でクリスタルはないですが、すごく少ないです。大体満州と朝鮮北部はほぼ同じ国だったことがほとんどです。朝鮮南部は日本も直轄したり中国も直轄したりしていますから、朝鮮は元々南北に分かれがちです。今南北に分かれているのが共産主義と自由主義と言いますが、それだけではありません。朝鮮半島の北側と満州が大体同じ国で、ごちゃごちゃしながら中国と日本に直轄出されています。そういう国です。なかなか気持ちも分かります。辛いなと。

しかし朝鮮として独立するなら南北が一緒になって朝鮮というべきです。今2つに分かれているのは同じ民族ですから。朝鮮人の北の方はどちらかと言えば満州族系です。昔の国の名前で言えば高句麗などです。言葉も中国じゃないです。真の最初の王様は檀君など、全然中国人の名前と違います。今から300年前ぐらいのことです。

私たちが中国、世界、東アジア、東南アジア、台湾、朝鮮などを考える時は、よく歴史を学んでそこの国の人たちの気持ちになって考えなければいけません。朝鮮の人が日本に文句を言いたくなるのも分かります。日本は周りを海で囲まれていましたからすごく恵まれていました。その中で人を思う心やちゃんとした文明を築くことができました。しかし朝鮮の人たちは油断すると満州の方から来て殺され、油断すると中国や日本に直轄されたりした歴史を経験しています。どうしても半島は地理的にもそうなりがちです。

自分が生まれたところが半島だったり大陸の端だったりは自分の責任ではありません。半島に生まれると苦労し、日本のように島で独立していれば日本人らしく生きることができます。中国みたいな大きなところでも周りが全部平たい土地ですから、侵入してくる民族もいっぱいいればモンゴルが来てもすぐ占領されてしまいます。五胡十六国などは本当にひどくて、漢民族が滅びた後、異民族に300年か400年支配され、殺され殺されてきました。どうしても中華料理になります。みんな丸テーブルに囲んで俺たちは味方だぞという確認を毎日のようにしないと生きていけない過酷な国際情勢でした。

ベトナムみたいに民族が違い南北に長い国は、北から来てもベトナム人は非常に強いので何回も中国を追い払っています。いろんな王朝の時に侵略されましたが、その度に北ベトナムのさらに北に川を利用して断固頑張り、最近では1978年に中国共産党がベトナムの北部に侵入したこともあります。

結論:相手を理解しつつ日本人の誇りを保つ

国とは元々どういうものか、国境や民族とは元々どういうものか。中国は標準的なのか、日本人から見るとあんなにひがむのかと思いますが、可哀想だからです。中華料理を囲んでみんなで食べて自分たちが友達だと確認しないと国にならないのです。中国人は一旦友達になれば日本人と同じように感じます。一旦グループにならないと国民として安心した生活ができません。

今の中国と日本の環境を見ると、日本人があまりに恵まれています。中国人は本当にかわいそうです。彼らがどこがかわいそうかを歴史的、地理的、人間的、遺伝子的に、技術的に全部考えて、日本人が朝鮮や中国の人と付き合えば大変に有効的な隣人関係ができると思います。

私が一時CBCでテレビでそのことを言いました。しかしそこにいた日本人教授は、私が朝鮮を避難したと受け取りました。日本人でかわいそうな歴史や地理、生活を本当に分かって自分の子供だと思って考える人はいません。すぐ朝鮮は肉丸口叩くから反発心が起きます。中国みたいに戦争もしていないのにレーザー照射などするから日本人の神経が逆立っちゃいます。

本当に我々は中国人や朝鮮人に対してどんなひどいことをされてもされたままにしておくんじゃない。反撃しなければいけませんが、心の中は中国の人かわいそう、朝鮮の人かわいそう、日本は本当に幸福だったというところから何回でも再出発することが必要です。

戦争前に日本の軍部の一部や評論家の一部が「支那」と言い、侮辱した名前で呼び、中国人ぐらい苦労してもいいという傲慢な心もありました。そういう心を再び出してはいけません。日本人は恵まれていますが譲る必要はありません。正しいことは正しいと言って主張しなければいけませんが、心の中で相手を侮辱したり下げたり憎んだりするのは余計なことです。

そうすると武田は中国に甘いと言われますが、甘い甘くないの問題ではなくお互いに人間です。日本人は日本人としてちゃんとやり、現在の日本人が嘘ついたり心を失ったり同情心を失ったり団結心を失ったり、夫婦が分裂して夫婦別姓などと言うこと自体を反省しなければいけません。日本人の主張をはっきり言うことも大切です。

自民党の中でも立憲民主党の中でも、中国から金をもらって中国の言う通りになっている議員がかなりいます。メディアにもそういう人がいます。そっちの方が問題です。ちゃんとした日本人、それが気づいて中国との話に向かうことが大切です。必ずしもコア表だけが日本人の取るべき態度でないし、僕みたいな人に向かってお前は中国に甘いと言うことが今の日本で一番危険だと私は思います。