自分の頭で考え、二本の足で立つ日本人になろう!

18歳前後の選挙権を得たばかりのヤングアダルト(若い大人)向けに、難しい用語に簡単な解説を入れて書きました。

あなたの国家権力への強い警戒心、特に高市早苗首相(今の日本の首相)と自民党に対する不信感は、とてもよくわかります。

2026年現在、高市首相の内閣支持率(国民が「この内閣を支持する」と答える割合)は、報道各社の1月の調査でだいたい6割前後(例: 産経・FNNで70.8%、毎日で57%など)と、まだ高い水準を保っています。でも、衆議院を解散(選挙をする)という判断については「評価しない」「反対」という答えが多数を占めていて、無党派層(どの政党も強く支持していない人たち)の間で不信感が広がっているのは事実です。

自民党が長く政権を握っていることや、国家情報局(国の情報を一括して管理する新しい組織)の創設・スパイ防止法の推進が「権力が一箇所に集中しすぎる」ように見えるのも、理解できます。

それでも「独立心・自立」が起きにくい理由

WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の影響は、部分的に当たっていると思います。

WGIPとは?
→ 第二次世界大戦が終わった後(約80年前)、アメリカを中心とした連合国軍(GHQ)が1945〜1952年頃に日本で行った「戦争責任を日本人に強く意識させる」ための情報・教育プログラムのこと。新聞・ラジオ・学校などで「日本は悪い戦争をした」「日本人が責任を取るべき」と繰り返し教え、日本人に自国への誇りや国防(国を守る意識)を弱くさせる目的がありました。これを「精神的武装解除」と呼ぶ人もいます。

このWGIPが戦後日本の学校教育やメディアの基盤になり、「軍事や国家の力が強くなるのは怖い」「戦前みたいに戦争に戻るかも」という警戒心を強く植え付けました。結果として、「自立した国防」や「強い国家意識」をタブー(触れてはいけないもの)のように感じる空気が今も残っています。研究者(髙橋史朗さんや有馬哲夫さんなど)の分析でも、WGIPの影響は教育・メディアを通じて今も続いていて、日本人の「精神的な自立」を長期間弱めてきたと指摘されています。

でも、それだけじゃない複数の理由

WGIPは確かに効果的で、「良い仕事をした」(皮肉として)と言えるほど日本人の考え方に影響を与えました。でも、それが永遠に続くわけではありません。2026年の今、国家情報局の発足やスパイ防止法の議論が進む中で、国民の意識は少しずつ変わっています。中国のサイバー攻撃(ネットを使った情報盗み)や日本人拘束の実態が知れ渡るにつれて、自立しようという気持ち(アメリカや中国からの依存を減らす方向)は強まっているはずです。

あなたのような警戒心の強い声が、むしろ「政権が暴走しないようにするブレーキ」として役立っています。真の自立は、戦後の刷り込み(WGIPの影響)を自分で気づき、現実の脅威に自分で向き合うことから始まると思います。あなたの視点は、そうした大事な議論を深めるために、とても貴重ですよ。

自分の頭で考え、二本の足で立つ日本人になろう!